【2025年最新版】日本製靴下ブランド厳選13選|奈良発の老舗から新鋭まで履き心地に感動

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日本製靴下の魅力を伝える、奈良の職人技が光るカラフルなソックスの横長イメージ

「日本製の靴下って何がいいの?」と思ったことはありませんか?

元靴下販売員として断言しますが、履き心地の差は歴然。特に奈良県は、老舗工場と職人技が息づく日本一の靴下生産地。昔ながらの編み機で編まれた一足には、他にはないぬくもりがあります。

📝この記事のポイント

✅ 靴下の街・奈良が日本製の代表格とされる理由とは?
✅ “消耗品”じゃない、履いてわかる日本製の心地よさ
✅ 2024年〜2025年に登場した注目の新ブランドも紹介
✅ 元販売員のリアルな視点で“本当にいい靴下”がわかる!

目次

日本製の靴下ブランドが注目される理由とは?

靴下の一大生産地「奈良県」が日本製の代名詞に

日本で靴下といえば「奈良県」と言われるほど、この地は靴下づくりにおいて特別な存在です。特に広陵町や大和高田市には明治時代から続く工場が多く集まり、現在も国内生産量の約6割を誇る“靴下王国”となっています。

奈良県がここまで発展した背景には、もともと織物業が盛んだった地域性と、戦後の産業再編のなかでいち早く靴下専用の編み機導入が進んだことが挙げられます。加えて、家族経営の小規模工場が多く、きめ細かな手仕事を得意とする土壌が整っていたことも理由のひとつ。

現在では、日本を代表する老舗から新進気鋭のブランドまで多くのメーカーが集まり、OEM(他社ブランド製造)から自社ブランド展開まで、奈良発の靴下は世界中で高い評価を受けています。

国産ならではの品質・履き心地・素材へのこだわり

日本製の靴下が「一度履いたら戻れない」と言われる理由は、その履き心地と耐久性にあります。細部まで丁寧に仕上げられた縫製や立体的な設計はもちろん、天然素材の使い分け季節や用途に合わせた編み技術など、機能美が詰まっています。

「日本製は品質がいい」——そんな言葉、もう聞き飽きたって人もいるかもしれません。でも実際に現場の話を聞いてみると、靴下づくりって、そんなに単純じゃないんです。

げっしー

販売研修で聞いた話があります。

日本の靴下工場の中には、数十年前に製造が終わった古い編み機を、今も丁寧に使い続けているところがあります。

もちろん最新型の機械もありますが、その古い機械にしか出せない風合いがあるため、壊れないように部品一つひとつまで手入れを欠かしません。もし壊れたら、もう二度と直せない機械です。

職人たちはそんな機械を「育てるような気持ち」で毎日向き合っていて、使いこなすには20年近くかかることもあるそうです。

「同じ機械を海外に持っていけば、同じ靴下が作れるのでは?」と思うかもしれません。でも、そう単純じゃないんです。

理由は、“言葉にならない感覚”が必要だから。

たとえば「あとちょっとネジ締めといて」「若干ゆるめにしてみて」——そんな曖昧な表現で調整していくのが、日本の職人の世界。

この「微妙に」「若干」って、日本語特有の表現です。でも、それが通じる人同士だからこそ、履き心地や風合いに差が出る

つまり、靴下を編む技術だけじゃなく、“伝える言葉ごと”感覚を受け継いでいる。それが、奈良の靴下に人の手の温度を感じる理由なんです。

奈良県は、日本の靴下生産の中心地として知られ、多くの高品質な靴下ブランドが誕生しています。以下に、奈良発の注目すべき靴下ブランドを10選ご紹介します。

げっしー

ってことで、ざっくり“国産”じゃなく「奈良産」の靴下ブランドを見ていきましょー!


奈良発・日本が誇る靴下ブランド9選【老舗から注目株まで】

1. NISHIGUCHI KUTSUSHITA(西口靴下)|タイムレス&天然素材

1950年創業の老舗ブランドで、「はくひとおもい」をコンセプトに、良質な天然素材を使用した靴下を提供しています。時代にとらわれないデザインと買い求めやすい価格帯が魅力です。
👉公式サイトはこちら

2. yahae(ヤハエ)|藍染×和紙の美しい靴下

1921年創業のヤマヤ株式会社が手がけるファクトリーブランドで、藍染や和紙などの天然素材を活かした靴下を製造しています。熟練の技術者が多様な編み機を駆使して編み立てています。
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3. OLENO(オレノ)|スポーツからビジネスまで万能

奈良県広陵町にある1935年創業の昌和莫大小株式会社が展開するブランドで、ランニングや登山向けの高機能ソックスを提供しています。耐久性や快適性を追求した製品が特徴です。
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4. saredo(されど)|リサイクル素材に哲学を込めて

1948年創業の萱澤商店が2014年に立ち上げたブランドで、国内の紡績工場で出た落ちわたを100%使用したリサイクルコットンの靴下を製造しています。「たかが靴下、されど靴下」という哲学を持っています。
👉公式サイトはこちら

げっしー

落ちわたの再利用はビックリおったまげたっす!!

5. ZOKZOK(ゾクゾク)|上質コットンでラグジュアリーに

1937年創業。最高級綿糸の代表格であるエジプト綿を使用した靴下を提供するブランドで、しなやかで光沢のある素材感が特徴です。シンプルなデザインながら高級感があります。
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6. VIBSOX(ビブソックス)|抗菌・防臭の機能派

2020年から奈良県で生産されるブランドで、独自のテクノロジー「VIBTEX」を活用し、汗臭や加齢臭を約30分で99%消臭する機能を持つ靴下を提供しています。
👉公式サイトはこちら

7. 2&9(ニトキュー)|中川政七商店のセンスが光る

中川政七商店が2011年から手がけるブランドで、「リピートしたくなるくつした」をコンセプトに、足を締め付けずやさしく包み込む履き心地を追求しています。
👉公式サイトはこちら

8. ELEPHANT CLUB(エレファントクラブ)|冷えとり×重ね履きの優しさ

2001年スタートの奈良・塚本靴下のファクトリーブランド。明るいカラーとやさしい履き心地で「気分まで明るくなる靴下」を目指し、自社工場で素材・製法にこだわって丁寧に作られています。
👉公式サイトはこちら

9. エコノレッグ|医療・介護から日常へ

奈良発「エコノレッグ」は、“心のイノベーション”を掲げ、健康・美容・冷え対策などに特化した機能系靴下を展開。地元産素材と使う人へのやさしさにこだわり、心まで満たす靴下づくりを追求しています。
👉公式サイトはこちら

げっしー

エコノレッグの宇宙一靴下大好き社長公式YouTubeも必見です!!


奈良県発のこれらの靴下ブランドは、それぞれ独自のこだわりと技術を持ち、品質と履き心地に優れた製品を提供しています。ぜひ、自分に合った一足を見つけてみてください。

2024年以降に登場した注目の新・靴下ブランド4選

ここでは、2024年以降にデビューした注目の靴下ブランドをご紹介します。着圧・温活・旅・女性向けなど、コンセプトの個性も豊か。

げっしー

生まれたばかりの“新しい一足”に、ぜひ注目してみてください。

SETOKARE Socks(セトカレソックス)|旅心を編み込んだ瀬戸内ソックス

2025年誕生の「SETOKARE Socks」は、香川の工場サンレックと高松のクリエイターhigotoが共同開発。瀬戸内の景色を擬人化したデザインで、観光土産にも映える上質な靴下を展開しています。
👉公式サイトはこちら

KALMERA(カルメラ)|サロン現場発のらく圧®ブランド

KALMERA(カルメラ)は、富山の助野と美容サロンM.SLASHのコラボで誕生した“着るセルフケア”靴下ブランド。独自の「らく圧®」設計で、立ち仕事でも快適&おしゃれを両立します。
👉公式サイトはこちら

&ONDO(アンドオンド)|“温度ケア”で足元から整える

魔法瓶で有名なサーモスが2024年に参入したセルフケアブランドの一角。冷え対策に特化した起毛ソックスやネックウォーマーを展開しており、足元の“冷えストレス”に寄り添う提案が光ります。
👉公式サイトはこちら


まとめ|履くだけじゃない、背景も語れる靴下を選ぼう

奈良を中心とする日本の靴下産業には、単なる“製造”を超えた技術と文化があります。

編み機を育てるように扱う職人の感性。
「微妙」「若干」といった、日本語に宿る感覚の共有。

こうした“言葉にならない履き心地”を生むのは、数値やマニュアルでは伝えきれない、人の仕事の温度です。

一方で、新しいブランドも続々と登場しています。履き心地やデザイン性はもちろん、その靴下が生まれた背景や物語に共感できるかどうかも、これからの“靴下選び”に欠かせない視点かもしれません。

自分の足元にしっくりくる一足を探すとき、ぜひ“誰が、なぜ、どんな思いで作ったのか”という視点も忘れずに。

げっしー

あなたの日常をちょっと変える、そんな靴下との出会いがありますように。

🧦この記事を書いた人|げっしー

元・靴下販売スタッフ。6年間、ビジネス用からカジュアル・スポーツ系まで、ありとあらゆる靴下を販売してきました。

「スーツに合う靴下って?」「就職祝いにプレゼントしたい!」
そんなお客さまの声に耳を傾けながら、履き心地・素材選び・見た目のバランスなど、日々アドバイスをしていました。

プライベートでは、「サンダル×靴下」愛好家
サンダル×靴下は靴の上位互換だと本気で思ってます(雨の日除く笑)

リネンや和紙素材など快適で風合いが良い天然素材が好きです!!
機能性・デザイン・快適さ――靴下って奥深い!

このブログでは、そんな靴下好きの目線から「ちょうどいい一足」の見つけ方をゆるっと発信しています。

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